発達障害

[発達障害]ミスが多い!当事者の感覚ってこんなのかもしれない

こんにちは!スモモ@aspe_sumomoです。

ADHD持ちのわたしは、とにかくミスが多いです。

今回は、「ミスばかりしてしまう発達障害者の感覚」を、内側から分析してみようと思います!

スモモ
スモモ
どう気を付けても、なかなかミスを減らせないんですよね・・・

気を付けても気を付けても、ミスが多い

小さい頃からとにかくミスが多くて、ずっと

「わたしの脳みそには穴でも開いてるんじゃないか」

と思ってきました。

また、わたしの母は、わたしが子供の頃はよく、

「不思議な脳だ!!」

「宇宙人みたいだ」

と言っていました。

忘れ物、なくし物の天才!

小さい子供は、みんな失敗ばかりするし忘れっぽいもの。

わたしの「ミスの多さ」が際立ってきたのは、「自分のことは自分でやる」ということが期待され始める「小学生」になってからでした。

忘れ物が多く、いくら前日に

「明日は習字道具を持っていくから、忘れないようにランドセルの横に置いておこう」

と準備をしても、翌朝はわざわざ習字道具をよけて、ランドセルのみを持って登校する、ということをしてしまうのです。

どうしてそんなことをしてしまうのか、自分でもわかりません。

またある時は、ちゃんと玄関まで道具(習字や絵の具、プールバッグなど)を持って行ったのに、靴を履くためにいったん床に置き、靴を履くと、そのまま道具を置きっぱなしにして行ってしまうのです。

学校からもらったプリント類も、親に見せるのを何日も忘れていて、提出期限をむかえてからぐちゃぐちゃになってランドセルから出てくる、なんていうことばかりでした。

不器用なので、持ち物もすぐボロボロになったり、真っ黒に汚してしまいました。

困ったのは、わたしが「女子」だったということです。

他の多くの女子は、「忘れ物をしまくったり、プリントを親に見せ忘れてぐちゃぐちゃになったり、持ち物をすぐ汚したり」しないのです。そういうことをするのは、クラスに1~2人はいる「だらしない感じの男子」。

性格的には、おとなしく真面目だったわたしは、怒られるたびに委縮し反省するのですが、改善することはできませんでした。

中学、高校と進んでいくも、ミスの多さは減らず困っていました。中高生にとって「忘れ物」は死活問題。成績に直結するのです。

その頃にはかなり、授業にもついていけなくなっていましたが、誰かに相談することもできませんでした。同年代の子たちとは、まるで「違う生き物」のようにコミュニケーションが取れなくなっていました。

「このままでは、わたしはどうなってしまうんだろう。いつかは仕事につかなければならないのに」

と思っても、誰にも言えませんでした。大人になることが怖くてたまりませんでした。

職場に1人はいる、ミス連発の「できないやつ」だった

年を取るのを止めることはできませんから、わたしは大人になり、就職しました。

仕事をし始めると、学校どころではない程のミスを連発しました。

まず、いくらメモを取っても覚えられないし、メモ自体もなくしてしまいます。

電話で相手の話を理解することも大変でした。別の社員に取り次ぐ際には、いったん保留ボタンを押すと、そのまますぐに忘れて違う仕事を始める、なんて恐ろしいこともやりました。

整理した書類は、かなり気をつけてやっても、めちゃめちゃ。いったいどうしてこうなったのか、自分でもわからないありさま。

お金や数字を扱う作業では、全く計算が合わず、「どこをどうまちがえたら、こんな数字が出てくるのだろう」ということばかりでした。電卓を使っても、何度も間違えるのです。

不器用なので、備品を壊したり、廊下で転んだり。コピー機をおかしくしたりもしました。

「スモモさん、〇〇をやっておいてね」

「はい」

というやり取りをしても、「はい」と言った次の瞬間には、指示されたことはおろか返事をしたことすら忘れている、ということもよくありました。

「わからないことはすぐに聞きなさい」

と言われても、「聞く」という行動をすることができない一方で、的外れな質問をしては相手を怒らせていました。

仕事はいろんな職種を転々としましたが、どれも1年以上続いたことがありませんでした。

「質問しては怒られる」ということを繰り返した結果、「質問すること」も「疑問を持つ」こともできなくなる。こんにちは!スモモ@aspe_sumomoです。 わたしを含めた「発達障害」のある方は、多かれ少なかれ 「質問をしては怒られる」 ...

家事と育児は、もっとやばいかもしれない

何度目かの新しい就職先を探していたころ、今の旦那にプロポーズをされました。

結婚した翌年には長女が生まれ、その5年後には次女、7年後には三女が生まれました。

旦那は仕事が忙しく、当然のように「ワンオペ家事・育児」となりました。

お勤めをしていた頃よりは、ずっと良い生活だと思えましたが、家事と育児は、とんでもなくマルチタスクが必要だとわかりました。

家事をしていても、子供たちに呼ばれれば、すぐに中断して駆けつけなくてはなりません。これはとても辛いことでした。中断した家事はそのまま忘れてしまったり、忘れたまま別の家事をし始めてしまうこともありました。

片付けは全くやり方がわからないのに、子供たちはどんどん散らかします。

長女が幼稚園に行くようになると、登園の準備やプリント類の管理が大きな負担となりました。小学生になれば、さらに宿題や、登校時間の管理が必要になりました。

うちの子供たちは全員、アトピーや喘息があり、毎日たくさんの塗り薬、飲み薬を使用します。通院も、小児科、耳鼻科、皮膚科、長女の発達クリニックなど何ヶ所もあり、不注意がひどく車の運転ができないわたしは、どんな悪天候でも3人を連れて、徒歩や交通機関で出かけます。

薬はもらったその日のうちに無くしてしまうことも多く、塗り薬も似ているものが多いため、どれが誰のやら、すぐにわからなくなります。いつ開封したかもわからない、中途半端に使った塗り薬が、部屋のあちこちから出てきます。

薬の保管場所は今まで何度も工夫しましたが、すぐにばらばらになってしまうのです。

部屋の片付けは半ばあきらめ、

「健康面や、事故などで、子供たちを危険な目に合わせないように」

ということだけを気を付けています。

どうしてミスが多い?「気をつけられない」の?

気を付けていないわけでは、決してありません。

でも、うまくできないので、周周囲からは

「とにかくいつもボケッとしている」

と思われてしまいます。

複雑すぎて、こなせない

気を付けてもできない原因の一つは、「やろうとしていること、やらなければならないこと」が、複雑すぎてこなせない、ということだと思います。

普通の大人なら・・・いえ、普通の子供でさえ、さほど苦労せずにできるようなことが、わたしにはとても難しいのです。

それは、日常生活で何度も行うような、ささいな動作だったとしてもです。

結果、ミスにつながります。

目の前のことだけで、キャパがいっぱい→ミス

もう一つの原因は、やろうとしていることがとても難しく複雑なため、「今、やっていること」で頭の中の100パーセントを使ってしまうのです。

例えば、電車に乗ってでかけて、下車するとき。

「電車から降りる」

という行為で頭の100パーセントを使ってしまうため、

「忘れ物をしないように確認する」

ということができないのです。何度も忘れ物をして、そのたびに

「ちゃんと確認しなきゃ!!」

と思っていてもできないのです。

そして、一度、床に置いたりフックにかけたりして「手を離した」荷物は、もう思い出しません。

「その場から移動する」例えば、トイレのドアフックにかばんをかけて用を足し、トイレから出る・・・というときは、

「トイレから出る」という行為で頭がいっぱいになり、かばんを取ることを思い出せないのです。かなり大きなかばんでも忘れて、手ぶらでトイレから出てもしばらく気づけないこともあります。

「キャパの狭さ」は、日常生活で、ミスを連発する原因です。

なくし物は、いくら置き場所を決めても意味がない

ものをよくなくすわたしは、世間でよく言われている「物の定位置を決める!!」ということを、何度も実行しましたが、今のところあまり意味はありません・・・。

物を「定位置」に持っていくまでの間に、他のことに気を取られると、「定位置」でないところにポイッと置いて、そのまま忘れてしまうのです。

そして、そのまま他の物に埋もれて行ったり、子供たちがいじったりして、どこかへ無くしてしまうのです。

わたしがよく無くすものに、「家の鍵」がありますが、鍵を持ち歩くのは、「出かけるとき」。

出かけるときは、いつも子供が一緒です。

玄関を出て、鍵をかけるところまではなんとかクリアしても、問題は「帰ってきたとき」。

たいてい、大荷物と子供連れでバタバタしており、玄関を開けてみんなの靴を脱がせて荷物を置いて、コートを脱いで、抱っこ紐から赤ん坊を出して・・・鍵なんて、どこかへポイッとして、もう思い出しません。

そして、次の外出のとき、

「鍵がない!!!」

と子供たちを巻き込んでの大パニックになるのです。

ミスが多いのは、適当にやったり「重要だと思っていない」わけじゃない!

小さい頃から親や教師に批判されることが多かったわたしは、これでも「完璧主義」な性格です。

決して「いい加減な気持ち」や「テキトー」にやっているわけではありません。

でも、周囲はそんなことはわかるはずありません。「結果」が全てですので、

「重要だと思っていないからそうなのだ」

と思われても、致しかたないかもしれません。そこで、わたしは

「不注意に効く薬を飲もう」

と思いました。

三女が生まれてすぐに、与えたかった母乳を止め、「コンサータ」という薬を飲みはじめました。

ところが、量を増やしても効果がなく、服用は断念しました。ミスの多さが何も解決しないまま、3人育児生活に突入してしまいました。

わたしは、小学校低学年レベル?

家庭内でミスをして、旦那に謝るとき。

わたしは、数年前なら

「わたしは小学校低学年なんだ。芦田愛菜ちゃんより小さいんだから許して」

と言っていました。すると旦那もフッと笑ってしまうのです(笑)

今は芦田愛菜ちゃんも大きくなったので、次はどんな言い方で謝ろうか考え中です。

自分を「小学校低学年なんだ」と思うと、とてもしっくり来たのです。見た目は大人だけれど、あらゆることが複雑でこなせない。全力でやってもこなせないのは、小学校低学年が、むりやり大人と同じことをしているからなんだ。

でもやっぱり、周りからは「大人」として見られるので、例えこなせなかったとしても、全力でがんばることをやめるつもりはありません。

「ミスが多い!」まとめ

頼みの綱だった「コンサータ」が効かなかったので、わたしは「ミスが多いボケッとした人」のまま行くしかありません。

子供の時から、どんなに叱られても罰を受けても、どんなに反省してもミスが減ることはありませんでした。

だからといって、

「複雑でこなせないことを避けて生きる」

ということはできません。外へお勤めはしていないけれど、守らなければならない家庭があるからです。

一番やってはいけないミスは、

「命を危険にさらすこと」

だから車の運転や、難しい機械の操作はしないし、どうしてもやらなければいけないことで不安があれば、信頼のできる人に立ち会ってもらいます。

我が子の命を守るため、保健師さんやお医者さんには定期的に相談するようにしています。

「小学校低学年」だからこそ、助けてもらうことをためらわないようにしています。

あくまで、わたし個人の感じ方です。

発達障害の症状は、一人一人異なっています。

 

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