北海道地震

北海道地震体験記・3日目。発達障害ワンオペママと幼子3人でがんばった

こんにちは!スモモ@aspe_sumomoです。

わたしは自閉症スペクトラムとADHDがあります。

長女のイチゴ(小1)は、「一見何の問題もない普通の子」に見える、発達障害児(普通級)。とても「不安になりやすい」タイプの子供です。

わたしたち家族は、9月の北海道胆振東部地震を札幌市で経験しました。こちらの記事は地震発生から3日目の出来事を書いています。

1日目はこちらです。

2日目はこちらです。

地震後から3日。日常が戻ったかのよう

平成30年9月8日、土曜日。

前日に電気が復興したので、ほとんど日常と変わらない朝が始まりました。

食品も父が届けてくれたので、当分は大丈夫そうでした。

土曜ということもあり、朝ごはんが終わった頃には、もう外で子供たちが遊ぶ声が聞こえてきました。

イチゴ
イチゴ
 イチゴも一緒に遊んできたい!!

スモモ
スモモ
いいよ、行っておいで(どんな時でも、子供にとって遊ぶことは大事なんだよね)。

洗濯をしている間に、ペットのザリガニの様子を見ると、昨日までは動いていたザリちゃんが動いていないことに気づきました。

網ですくいあげると、やはり亡くなっていました。

数年前にイチゴと川で釣ってきたアメリカザリガニです。震災でバタバタして、水を替えるのが遅れたのでしょうか。

ごめんなさい。今までありがとう。

ミミコを抱っこしニコを連れて外へ出て、芝生に埋めてあげることにしました。

ザリガニの埋葬

イチゴに手伝ってもらい、芝生に穴を掘っていると、他の子供たちも集まってきました。

みんなで、いろんな野の花を集めてくれました。

穴の中にザリちゃんを寝かせ、花を敷き詰めエサを入れてやりました。

土をかぶせた後、みんなで手を合わせました。

ザリちゃん、本当にありがとう。

 

水はいつまでためる?

浴槽にはまだ水をためていましたが、前日にシャワーを浴びたときに、バケツにためた水の方は捨てていました。

たびたび余震もあったので、浴槽にはまだ水をためておくことにしました。

その後、市内の叔母から電話があり、こちらの様子を聞かれました。

「旦那君、まだいないんでしょ?よかったらこちらへおいでよ。」

と言ってもらえたので、わたしは叔母宅へ遊びに行く準備をはじめました。

叔母の家へは車で20分ほどでしたが、お互い育児や仕事で忙しく、遊びに行ったことは数えるほどしかありませんでした。

昼頃に、叔父が車でお米を持って迎えに来てくれることになりました。

市内の叔母の家へ遊びに行く

またいつ大きな余震があるかわからないので、どこで立ち往生してもいいよう着替えとお菓子・水筒・たくさんの哺乳瓶とミルクを用意しました。

「なんなら、泊って行ってもいいよ!!」

と言ってくれたので、まだ泊めてもらうかどうか決めかねていましたが、オムツもたくさん持ちました。

災害時にお昼ごはんをまるまるご馳走になっては申し訳ないので、ご飯を炊いて大きめのタッパーに詰め、子供たちのおにぎりを作って待っていました。

退屈しないように、色鉛筆やおもちゃ、子供番組のDVDもバッグに入れました。

ドラッグストアで買い物

昼頃に迎えに来た叔父の車に乗って、大荷物を持って出発しました。

子供たちのチャイルドシートは、旦那の車から外して叔父の車に着けました。

途中の道路はところどころ壊れていました。

家へつくと叔母は歓迎してくれ、子供たちも人見知りせずにすぐ遊び始めました。

お昼ごはんはそうめんをご馳走してもらったので、持参したごはんとおにぎりは、そのあとの食事に回すことにしました。

ミミコは叔父に抱っこされて寝てしまいました。

わたしは叔母の提案で、一人で近所のドラッグストアにお茶菓子を買いに行くことになりました。

「ついでに、どんなものが売っているか偵察してきて!!」

とのことでした。

ドラッグストアは、一見普段と変わらないような品ぞろえでしたが、食品コーナーはすっからかんでした。お菓子はありますが、飲料水、冷蔵・冷凍食品は空っぽでした。

ベビー用品はいつもどおりに並んでいました。

わたしは、自分たちの歯ブラシと、ジュースや袋菓子をいくつかカゴに入れて、レジの長い列に並びました。

帰ってからみんなでお菓子を食べました。

イチゴは「ここに泊って行く!!」と言い出しました。わたしも、お互いの気分転換になるならと、お言葉に甘えて泊らせていただくことにしました。

夜、母からのライン

夜はカレーを一緒に作って食べました。わたしと子供たちは、持参したごはんにカレーをかけました。

まだ余震が来る可能性もあり、よそのおうちにいることもあって、お風呂には入らず寝ようと思っていました。普段でさえ、自宅でない場所で3児とお風呂に入るのはたいへんですから。

食後、持ってきたDVDを子供たちと見ていると、母からLINEが来ました。

『今夜あたり、また大きな地震が来るかもしれない。厚真の方で地鳴りがするって。今夜は泊めてもらっては?』                         

ちょっと動転してしまったわたしは、悪いことに、このLINEを声に出して読んでしまったのです。

イチゴは震え上がり、すっかり不安定になってしまいました。

パパに電話

すぐに冷静になり、母にどこの情報か聞きました。そして、ネットで同じような情報が出回っていないか調べました。

やはり、似た内容が「デマに注意」とされて出回っていました。

母は、わたしの末の妹から。妹は、その友人から情報を得たようですが、

「それは、今出回っている有名なデマです。」

と伝えておきました。

でも、イチゴの動揺はおさまりません。

「また地震が来るんでしょ!?もう帰る!!」

と泣き続け、ウソの情報であったと伝えても納得しませんでした。

わたしは激しく後悔しているうえに、叔母に、

「そんなことを子供の前で口に出すな!!」

と何度も叱られ、具合が悪くなってきました。

パパの声を聞かせれば少し落ち着くかと思い、電話をかけました。

冷静な旦那の声で、

「あれはうそ。地震は来ないよ。」

と伝えられ、ようやく落ち着きました。


その夜は、叔母宅の茶の間に布団を敷いて寝かせてもらいました。余震もなく、子供たちはよく眠ってくれました。

北海道地震3日目・まとめ

怖かったことも一時忘れ、みんなで楽しんでいたところで、デマ情報に振り回されてしまいました。

拡散している方々も、「大事な家族や友人を危険から守りたい」という気持ちで行っているのです。

わたしたち誰もが、そういった行動をとる可能性があるのです。

わたしたち家族はケガもなく、家屋の被害もありませんでしたが、それでも「精神状態はいつもと同じではなかった」のだと思います。

4日目以降に続きます。

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